あなたの声
3章*

誕生日





あの日からあたしたちは
毎日のように一緒にいた。


あ!そうそう!
初めて琉都とキスした日、
沙希と佑樹くんが付き合った。
沙希には好きな人がいたけどでもだんだん佑樹くんに惹かれていたらしい。

佑樹くんは沙希に好きな人がいても忘れさせるとのことだった(笑)
佑樹くんなら本当にそうしちゃいそうだけど。

「あ~明日から2学期だよ~?」

今あたしたちはいつものように琉都の家にいる。

「あ~あたし宿題やってないや~」

「「はっ!?宿題なんかあんの!?」

「「え、今更?」」

「お前らやった?」

「あたしはね~」

「「「成美!お願い!見せて!」」」

「沙希も?」

「見ての通りあたし毎日ここにいるじゃん?やってないんだよね~」

「も~。でも今ないよ?」

「よし!今から成美ん家行くぞ!」

「あ~はいはい」

あたしたちはあたしの家に向かった。
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