純情♡SWEETIE
「うん。分かるよ。

 毬乃ちゃんが俺を見てないことぐらい。

 ほんとに最後にするから、

 今日だけ、一緒に楽しんでくれないかな、

 ホントの恋人みたいに。」


先輩から差し出された手にそっと手を重ねた。

あたしを好きだと言ってくれた人。

何度断っても、諦めず向かってきてくれた。

私はこの人に少しでも返してあげるべきなのかな。

これが最後なのだから。

一緒に映画、

一緒に公園

一緒にマック

本当は、、あなたと行きたかった場所だよ。

佐々君____。
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