純情♡SWEETIE
「そうだよ、やっと会えたのに、

 彼氏なんかいて、

 おまけにデ-トの帰りにキスとかしちゃって、

 許せなくって、

 ネットにばらまいちゃったよ。」


「え?」


「思ったより騒ぎになって、

 マリンちゃんたらイギリス行っちゃって、

 ちょっとやりすぎちゃったなあって反省したよ。

 でも、おかげで彼氏とは別れるし、

 マリンちゃんと親しくなれたし、

 まあ、成功かな。」


「嘘。、、」


平気な顔して自慢話のように話すユズくんは

まるで、小学生みたいだと思った。


「ね、マリンちゃん。どう、おじいさんに話しといてやるよ。

 明日からでも大丈夫だよ。」


「どうして、、、



 どうしてそんな平気でそんなこと言うの?


 どんなにあたしが傷ついたか


 どんなに悲しい思いをしたか


 そういうの分からないの?」







 

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