蘭蝶Ⅲ【完】
桜「銃でね」


全員「「銃ーッ!?」」



皆驚いて大声をあげた



桜「うるさーい!」

拓斗「わりぃ…ってか、銃!?」

隼人「銃の掠り傷って…それ重傷じゃないのかよ!?」


総「銃の掠り傷は重傷じゃねぇし。

それに桜が叫ばなかったら、下手したら今頃あの世だぜ?」



陸「マジですか…?桜、命の恩人?」


桜「ま、そうゆうこと?」




命の恩人…


なんか、大袈裟な気が…



桜「でも、実際高松戦のときはこういうことが起きるかもしれない。

それで、こんなに動揺してたら敵にやられるよ。

そこは、もっと冷静になったほうがいいと思う」



蓮「そうだな…」


桜「しんみりした空気は終わりー!もっと面白い話しよ?例えば空兄の昔の――」


空「おい!それ以上喋るな!!」




あたしが空兄の秘密を暴露しようとしたら、空兄が必死に抵抗してきた


それで、皆が爆笑してる

やっぱり、このメンバーならしんみりした空気より賑やかの方があってるなぁ

なんて思いながら、あたしも爆笑した
< 238 / 516 >

この作品をシェア

pagetop