部活動男子との恋を召し上がれ




俺らは晴れて付き合うことになった。




手をつないで部活に戻ると…




「桃ちゃんだいじょ…う、ぶ?」




ん?恵那の様子がおかしい。




「おい!斗真!…お前、恵那が好きなんじゃねーのかよ!」




「は?…好きだったけど、恵那は准が…」




「恵那も…斗真が好きだったんだよ!」



は?…意味分からねぇ!




恵那が俺を好き?…俺の勘違い?




「あっ!…恵那ちゃん。あたし…輪島となんともないよ?ただ…転びそうになって…手を握っちゃっただけ!ごめんねっ!」




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