部活動男子との恋を召し上がれ




いつも木の日陰で本を読んでるあいつ。



野球部が練習を終えると帰るあいつ。




野球部にでも彼氏がいるのか?



って…俺は何考えてんだ。


野球に集中!



「今日は終わりだ!土曜日に練習試合があるから遅れてくるなよ」



はぁ…、今日はなんか疲れた。




「あの…」



「はい?」



誰、こいつ。



「あたし裕樹くんが好きなんです!」



「ごめん。俺、お前のこと全然知らねーから無理」



そういうと告白してきた女は涙を流して走って行った。




< 2 / 142 >

この作品をシェア

pagetop