部活動男子との恋を召し上がれ
俺はそう言った梨沙ちゃんを無視し、帰ることにした。
まじ、調子狂うわ。
あの目…、俺が吸い込まれていきそうな目。
ありえねぇ。俺が梨沙ちゃんに惚れた?
ありえねぇありえねぇ…!
PM22:27。俺は携帯を開き時間を見た。
「まだ…いるわけねーよな?」
俺は確認のため、公園へと向かった。
「まだかなぁ~」
そんな声が公園から聞こえた気がした。
「おい、梨沙ちゃん」
「あ、澤嶋!」