時を越えて

異世界へ

"凌平様月が写りますぞ"



「城山さん行くよ?」


「うん!」


私たちは移動中にはぐれないように手を繋いで池に飛び込んだ。


……


「城…」


誰かが私を呼んでる。


「城山さん!城山さん!」


「はっ!えっ?…風間君」


「よかった全然目を覚まさないから心配したんだぞ」


「ごめんなさい
てかその格好何?」


「あぁ、何か目が覚めたらこの格好してた
城山さんもしてるけど」


風間君に言われて自分を見てみると巫女さんの格好をしていた。


「誰じゃ?
そこにおるのは?」
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