密フェチ*花火

「好き。先輩が好き。ちゃんと好きだよ、裕斗さん。」

私からも、思いきり抱きついた。

まっすぐに届いてくれるといいな。そう願って。

同時に、大きな音とともに、花火があがる。

びっくりして離れたら、すかさず、甘く長い口づけが待っていた。



甘い甘い2人の夜は、まだ始まったばかりだった。

< 14 / 15 >

この作品をシェア

pagetop