続!?パパとママのヒミツ♪
「いや、何で休んだのかってしつこく聞かされただけだけど」
「..そっか..」
何で急にまた不安になるんだろう。
思わずきゅっと強く想の手を握ってしまう。
せっかく手に入れたのに。
これからも頑張ろうって、そう思えたのに。
「やっぱり何かあったな」
ふと我に返ったあたしに想が真剣な瞳で見つめる。
「なにか..って何?何もないよ、別に」
言いたい、でも言えない。
想だって一生懸命あたしを守ってくれるんだもの。
これはあたしの問題だ。
想に迷惑はかけたくない。