青春ガール
愛美が歩いていると

重そうな荷物を持っている

おばあさんがいた。

愛美のことだから…

「あの…わたしでよければ
もちます」
「あ、ありがとさん…」

「よいしょっ!」
「ありがとう。力持ちね」
「はい!」
「じゃあ、気をつけてね」
「ありがとうございます」

愛美はいいことをして

とても幸せな気分だけど…

方向おんちな愛美は…

「あれ?あ!まちがえた!」

逆方向に来ていた。

気付くと、暗い路地裏に来ていた。

「うわぁ…」

一方廉と直人は…

「あいつ、道間違えたのか」
「バカだっ。ハハッ」
「直人が笑うんなんてめずらし」
「は?お前だって女に興味
ないくせに」

そして、家では…

「姉さん、遅い…」
「もう、7:30だよな」
「お迎えに…」
「だめだ!俺たちは信じるんだ」
『はい!』
「姉さんはかわいいから
よく絡まれるけど
姉さんのことだし、大丈夫だ」
「でも…姉さん、人一倍
優しいし、方向おんちで
暗いところがきらいだよな」
「大丈夫だ!」




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