LOTUS~あなたに出会えたから~
そして横に立っている誰かの存在に気がついた。

スタジオの入り口をふさいでいた私は慌てて場所を空け、

「すみません。」

と顔を上げた。

すると、その男の人も私を見て言った。

「いえ、こちらこそ・・・。」
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