君色Diary
「でさ、お前はいつ、水原に告白するわけ?」


「はいっ!?」



空くんがあたしの方を見てくれたのが嬉しくて、つい頬を緩めていれば、風見先生が唐突に口を開く。

その内容に、驚いて先生の方へと向けば、ニヤッと笑われて。



「天宮と瀬戸は、まぁ、ほっとけばなんとかなるだろうけど。俺情報によると、白崎、お前、まだ片想いだろ」


「な、なんでそんな……空くんのこと、知って……」


「期末の点数がよかったから、水原関係なんだろうなっていうのと、見てたらもろバレっていうので」


「………マジですか」


「マジだ」



淡々と話す風見先生に、かーっと顔が熱くなっていくのがわかる。


あたし、そんなにバレバレなのかなぁ……。

葉月に陽向くんに、かざみん先生までなんて……。

って、もしかして、本人にもバレてたり……!?



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