君色Diary
「……?空くん、どうしたの?」
突然横を向いた空くんの視線の先を見れば、ちょうどこっちに歩いてくる女の子がいて。
その子はあたしたちに気づくと、パッと笑顔に変わって駆け寄ってきた。
そしてそのまま空くんめがけてタタタッと小走りで近づいてきたかと思うと。
……ガバッと空くんに抱きついた。
「わぁっ、水原くんだぁ!」
「イズミ!おま、なんで……」
駆け寄ってきた女の子をポスッと受け止める空くん。
あたしは目の前の光景に、ポカンとしながら、二人を見つめて。
えっと…この子、誰だろ……?
イズミ……?
仲、良さそう……。
空くんに、抱きついて……。
空くんも、受け止めて……。
そんなことを考えていれば、ズキッと微かに痛む胸。
その痛みが広がるかのように、じわじわと不安で胸が覆われる。
どうしたらいいかわからずに、ただ立ちすくんでいれば、パッと空くんがあたしの方を見た。
突然横を向いた空くんの視線の先を見れば、ちょうどこっちに歩いてくる女の子がいて。
その子はあたしたちに気づくと、パッと笑顔に変わって駆け寄ってきた。
そしてそのまま空くんめがけてタタタッと小走りで近づいてきたかと思うと。
……ガバッと空くんに抱きついた。
「わぁっ、水原くんだぁ!」
「イズミ!おま、なんで……」
駆け寄ってきた女の子をポスッと受け止める空くん。
あたしは目の前の光景に、ポカンとしながら、二人を見つめて。
えっと…この子、誰だろ……?
イズミ……?
仲、良さそう……。
空くんに、抱きついて……。
空くんも、受け止めて……。
そんなことを考えていれば、ズキッと微かに痛む胸。
その痛みが広がるかのように、じわじわと不安で胸が覆われる。
どうしたらいいかわからずに、ただ立ちすくんでいれば、パッと空くんがあたしの方を見た。