さよならまでの時間

「すまない・・・聡くん・・・」

「いえ・・・翔の言う通りです・・・翔と2人で話をさせてください。」

「わかった・・・くれぐれも大声出したりするなよ、翔!」

そう言って涼くんが病室を出て行った後、翔は俺に向かってこう言った。

「俺の言ってること、間違ってるか?梨花がどんな想いでお前と別れたか・・・お前、梨花の携帯見ただろ?梨花の本当のきも・・・」

「わかってる・・・俺、サイテーだよ。自分のことばかり考えてた。りんは俺のことだけを考えてくれてたのに・・・俺・・・やっぱりりんのそばにいる。りんに指輪渡してプロポーズする・・・」


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