刹那のひかり

「じゃあ、ナミくんの隣にいる人誰?」

「隣?誰もいないよおー」

ナミは7人に口調を合わせた

ナミが苛立ってるなんて

7人は思いもしないだろう。

「いつも隣にいるじゃん!!」

話してたら男子が5人来た。

なるほど。

会話を聞く限りこいつらも

俺のミキを苦しめたんだな。

「ナミ、知らねぇのか?」

「なにをだよぉ(笑)」

ナミのイラつき具合は増してく。

名前が出ない限り我慢してた。


「あの、不細工(笑)」

「俺、かわいいやつしか興味ねぇから。」

「あのミキとかいうやつ(笑)」

「本当不細工だよねー」

13人はまんまと

ナミの作戦に引っ掛かった。

「金属バッドなんかどうするんだ?」

「聞かない方がいいぜ(笑)」

「もったいぶんなって」

「じゃあ、教えてやってもいいぜ。」

「なんだ?」

「お前らミキとかいうやつに暴力振るわなかったか?」

「あー、不細工だからめちゃめちゃにしてやったよ。」

ひとりの男が口を開いた。」

「こいつらからナミを奪ったから。」

「そろそろ種証ししてやるよ。

お前らを殺しにきた。」

そういうと不気味な笑みを浮かべ

金属バッドを振りかざした。

ナミが傷を受けなかった訳じゃない。

だが、骨折とかはなかった。
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