素敵に政略結婚♪◆

「そうなの?」

そんなことを言いながら
志保さんは
私の向かいのソファーに座った。


秘書さんは
黙ってゆっくりと
コーヒーを差し出す。


いつの間に用意していたんだろう。




リュートさんも
そうなんだけど、
しっかり
人を見ているというか、

気がきくってこういう事なんだろうな。

なんて、
勉強になっちゃう。



「どうしたの?
 ぼーっと しちゃって。

 あ。
 もしかして、春乃さんって、武さんみたいな人がタイプ?」

「ちっちがいます!

 そんな。
 滅相もない。」


あわてて
頭を振るけど、
思わずくすっと笑っちゃった。


なんだか、
建志に言われているみたいで。


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