だから目を閉じる
だから目を閉じる
あなたがいないと眠れない。
隣にいないと眠れない。
なんて……
そんな贅沢は言わない。
あなたの広い背中を
いつも見ていた。
筋肉質で広い背中
鍛え上げた逞しい背中を
いつも夢みていた。
そしてその想いは届いた。
でも今
あなたに会えない日々を
どれくらい過ごしているのだろう。
あなたの広い背中に触れられない日々を
どれくらい過ごしているのだろう。
あとどれくらい過ごせばいいのだろう……
< 1 / 3 >