私のナイトはやくざ
車の中では真由が眠っている。

俺は真由を抱きしめた。


「出せ。マンションに迎え」


俺は真由を抱きしめ、家に戻った。


部屋についても、真由は眼を覚まさない。


「真由・・・真由・・・」

俺の声に反応しているように・・・

少しずつ意識が戻ってきた。


『かっかずまさん・・・・』

真由は俺をみると抱きつき、体を震わせた。


「大丈夫だ。なにもされてない。
 安心しろ。俺がいる。」

俺は真由を安心させたかった。

こんなにも震えている真由を・・・
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