ラブ・ストーリー~可愛くない女~
「あの‥みゆきさん。私、お節介なことしてもいいですか?」


COCOROと私のアパートが同じ方向で、一緒に歩いていた桃香ちゃんが急に立ち止まった。


「桃香ちゃん?どうしたの?」


「あの日‥山下さんがあの女の子‥綾乃さんと一緒にいた日なんですけど。」


「‥あぁ、あれ?ゴメンね、なんかバタバタしちゃって。」


私がそう言って話を流そうとすると、桃香ちゃんが心配そうに私の顔をのぞき込んだ。


「山下さんがあの女の子を連れてきたんじゃないんです。」
< 134 / 293 >

この作品をシェア

pagetop