海のナミダ
出会い
「佐藤藍菜・・・・・

あ、あった。
1年5組じゃん。」

これがあたしの人生を変える
あの人との出会い…
中学校生活の始まりだった。


「藍〜!!クラス離れちゃったよ〜」


美波 優。小学校からの親友。

「あたしクラスに仲いい子いない・・ってアレ?」


あたしの目にとびこんできた。

1年5組4番…
大野弘樹…。

「優!!!あたし、弘樹と同じクラスになったよぉ〜♪」

「え!?じゃあはやく教室いっておいでよ♪」

「うんっ♪」




今日わ占い1位だったから弘樹となれたんだ♪

そんな乙女っぽい事を
考えながら教室にむかった。


教室に入ると知らない人ばかり…。

ひとまず自分の席を見つけて
ボ―・・・っと
1人で弘樹を眺めていると…

「ねえっ大野君が好きなの?」

「えっ!!??」

「バレバレだよ?
私わ麻生 鈴花♪鈴でいいよっ。」

「あたしわ・・佐藤藍菜。」

「じゃあ藍!よろしく★」



テンション高っΣ

ビックリした…。
うっとぉしいぐらいテンション高かったよ。



でもね…今でわ鈴がいて
ほんとよかったと思ってるよ。



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