体育倉庫で・・・




選手たちがベンチに戻ってきた。



みんな嬉しい笑顔を浮かべている。
・・・・・そうだよ。この笑顔が見たかったんだよ。



「お疲れ様でした。」

「いや。俺たちだけの力じゃないよ。華子ちゃんがいろいろ意見してくれたから・・・。

本当にありがとう。自信になったよ。」





駿河先輩は汗を拭きながら、言った。



「まあ、俺が入れなかったらみんなプレッシャーだったよね。」

「別に。そうでもないっすよ。」

有野君が本田先輩にツッコむ。


< 175 / 203 >

この作品をシェア

pagetop