私の彼は強くて優しい不良です。
ついに。


「う、うん...」


返事をする美結の声はやっぱりか細くて。

その帰り道、俺らは今までにない静けさで家に帰った。


夜、輝とブラブラしてると、

「俺、今日の帰り道彩花ちゃんに告られた」


急にそんな話をし始めた輝。
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