恋の傲慢⇔愛のエゴ









「ケ イ タ イ ヲ ダ セ」









は?携帯?



瞬間、ざぁぁぁぁぁぁ――――と血の気が引いた。






「はっ!?え!?何で知って・・・いや、チガウ、あれはっ・・・ちょ、待て!!」





「粉砕してやるッ!ネジ単位に分解して、全てトイレに流してやるっ!」




「携帯に罪はねぇだろ!バカヤメロ!!」





真昼がオレのジーンズの尻ポケットから取り出した携帯に、慌てて飛びつく。




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