恋の傲慢⇔愛のエゴ

敵兵は銃を突き付ける代わりに、絶対零度の視線でわたしを見下ろした。




わたしの心臓は今、バナナで叩いて粉々に割れそうです。






「ほぉ・・・。一年の、二次元アイドル以外愛せないザンネンイタイ美少女・倉田真昼か。」





「訂正します。美少女は社交辞令として有り難く頂戴しときますが、わたしが愛してやまないのは二次元じゃなくフツーのアイドルです。」





「画面向こうの男なんざ、二次元でも三次元でも変わらないだろ。」








ご尤もですね。






「俺のコトは知ってるか?」








「愚問。品行方正、折り目正しき優等生。先生方の覚えメデタキ生徒会長の沖野聡里先輩。ちなみに冷血。



新情報としては、理科準で教育実習に無理矢理キスするドヘンタイ・・・・ってくらいですけど。」







拷問が怖くないのか、真昼っ、


シャラ―プッ!

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