遊びじゃない
生理中だからできないって言ったのは自分なのに、すでにそのことを後悔したくなるくらいに火照るカラダ。
自制しながらのキスだけでこんなにソノ気にさせられるなんて……。
「ねぇ、遊びじゃないよね?」
そういえば、麻生さんに連れられてコンパや飲み会に参加してたゆう。もしかしたら…って思ってしまうのは絶対麻生さんのトラウマだ。
「いきなり舌入れて煽るなんて…」
クスッと笑って、また、私の唇を愛おしそうに拭う。
「それって、どっちかというと僕のセリフなんだけど?」
名残惜しそうに触れるだけの唇に、やっぱり我慢できなくて、誘うように薄く唇を開く。
呆れたように軽く笑って、ゆうの唇がまた近づく。
「やっぱり、遊びじゃないの?」
私の答えは口に出せないまま、舌と舌がねっとりと絡み付いて、離れることを拒むように唾液を交換するような荒々しいキスが始まる。
触れる肌と唇だけに集中して頭が空っぽなのに、ふと美織の顔が浮かぶ。
「草食系のSEXってどうなの?」とかきっと言い出すに違いない。