。*゚ Time of a dessert ゚*。【短編集】


なんて考えたら
ボッと赤くなってしまった

なに?
自意識過剰じゃん…
好きなんて…ありえないようん!


『ねぇ!凪紗ちゃん!俺不良だけど…本気で凪紗ちゃん好きだよ?』


『ぇ~…』


そんなこと言われても
私ドキドキしないし
好きぢゃないし…


『その強気な性格もちっちゃい体も全部…俺、欲しい』


欲しい!?

な…なに言ってんの?


『凪紗ちゃんの全部俺にちょうだい』


『そそそんな言葉よく言えるわね』


そんな台詞が口からポンポン
出るなんて信じられない
恥ずかしくないの?

私なら耐えられない…


『当たり前じゃん好きだもん』


ニコッと笑って
得意げに言われる一言

その瞬間
ドキッと震える胸

わかっちゃったかもしれない


私この先きっと



『だから俺の彼女になってよ、凪紗ちゃんを傍で守ってあげる』



きっと



『バカぢゃない…』


きっと
堕ちちゃうな…って



『まずゎ傍で安心させてよね…篠山君?』




~sweet word~
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