小悪魔な彼女は。
私は良太の耳元で

「そんなに私と別れたくないんだったら、土下座したら?」

ばっ!

「ほんとに別れないでくれ!」

うわ~ほんとにしたよ!恥ずかし~。

ここまでくると、今までの私の努力は意味が合ったって感じね。

だけどやっぱり

「無理!私、土下座したらって言ったけど、許すなんて言ってないよ?
じゃあね~」

って、みんなから好奇の目にさらされている
あいつをほっといて

「今日は一日運が良さそう」

なんて呑気に過ごしました。
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