鋭角の誘い【密フェチSS】


 三津谷さんの制服姿に見とれていたら、バスルームまで追いかけてきちゃってた。

 鋭角ラインをくいっと上げて、長い指が濃紺のネクタイを引いた。

 襟足にかかる黒髪が顔にかかると、そのラインはよりセクシーに見える。


「見てるなら脱がせてよ」


「み、見てません! 私、夕飯の仕度してきます! すみませんでした!」


 ヤバい、これじゃ、ただの変態だ!

 

 だけど、腕を掴まれて、アナタのその綺麗な顎先が目の前に迫ると私はもう目を離せない。



「見られた分、見せてね」


「は……はい」






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