新・監禁ゲーム
今までの流れを振り返り、遥斗はあることに気がついた。
それは遥斗がされた質問の回数。
どれだけの時間が経ったのかはわからないが、質問がたったの2回という数字に違和感を覚える。
もしかしたら、他の者たちも慎重になりすぎて、質問することに臆病になっているのでは。
用意されていない質問を考えるがあまりに、それが空回りになっているのでは。
となると、クリアの者、ゲームオーバーの者、それはまだ存在していないのでは。
考えないと決めていた遥斗だったが、自分の気持ちを少しでも楽にしたいのか。
無意識に他の者のことを考えてしまう。
無理もないであろう。
他の者次第で、このゲームは終了になってしまう恐れがあるから。
自分だけに集中ができれば、どんなに楽だろうか。
他の者のことにも意識を向け、玲奈にしか答えられない質問を考える。
それがどれほどの精神的疲労を生み出すのか。
それは参加している者にしかわからない。