君と恋に堕ちた事について
麻実は、ソファーに座りニュースを観ていた。


食器を洗い終えたオレは、麻実の横に座った。


すると、麻実はオレをジッと見つめるとキスをした。


「この間は、悪かった。」


麻実は首を振るとオレの胸に頭を預けた。


「私が怒るなんて、筋違いだって思ったの。悪い事してるのは、私なんだから。」


麻実の頭を撫でながら
「悪いのは、オレだよ。」


麻実は、オレを見上げた。

「じゃあ私達、一緒に地獄に堕ちるかもね。いつか、罰が当たるかもね。」
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