君と恋に堕ちた事について
翌日からオレは、何故か麻実から目を離せなくなった。


いつも、ツンツンしているのかと思えば、昼休みは大きな声で笑ってみたり、データに間違いがあれば、部長のオレにさえ訂正を求めた。


いつしか、麻実に心を奪われていた。会社に行く事が楽しみだった。


既婚者であるオレには、許されない事なのだ。
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