君と恋に堕ちた事について
麻実は、ベッドに倒れ込むように横になった。


どうしようかと、オレは麻実の額に手を置き、熱があるか確かめた。


かなり高い。

氷枕を取り替えてやり、額の汗を拭いてやった。

こんな時に、不謹慎だが化粧をしていない顔も美しかった。


額にかかった髪を払おうと手を伸ばすと、その手を掴まれた。


麻実は、オレの手にしがみつくように眠りに堕ちた。
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