たった一試合、君と私の甲子園
紗奈のバックアタックに美優、友美、
共に反応することができなかった。


な、なに・・・これ・・・?

これが紗奈のスパイク・・・
去年とは全然違う・・・


これが・・・全国No,1の実力・・・


美優はこめかみに嫌な汗が流れた。



そして、双葉コートではリベロの仲田が
へたり込んでいた。


「仲田、どうした? 早く立て!!」


チームメイトの鈴里が仲田の腕を引く。


「私・・・もうダメです・・・」


「はぁ!?」


「私・・・取れません・・・」


仲田は目に涙を浮かべそう言った。


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