パパとママの大恋愛



「って…え?どうしたの?」


勇太は顔を手で押さえてしゃがみこんでいた


「勇?具合悪いの?」


私は心配でしゃがみこむ


「…馬鹿愛理」


「え?」


手の隙間から見える勇太の顔はほんのり赤かった


「顔、赤いよ?」


熱でもあるんじゃない?


「…気のせい」


「ならいいけど…」


心配だもん



< 32 / 41 >

この作品をシェア

pagetop