恋日和。

告白

外はもうすっかり紅が差していて、誰も居ない保健室はどこか幻想的だった

「真那、もう帰ったかな…」

明らかに自分に非がある以上、謝らなきゃいけないんだろうけど、どうしてもその気になれない

馬緒のことだって絡んでくるし…

それに、未だに親友の彼氏が好きだなんて惨め、というより滑稽だ

< 22 / 30 >

この作品をシェア

pagetop