恋日和。
「ただね、羨ましかったの…」

真那は、そっと続けた

「私ってほら、ひとりじゃなんにもできないから…
ひとりになるのを恐れてないってゆうか、それなのにいつもひとりじゃない、そんな詩紀がね…羨ましかった」

私は真那を見てられなかった
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