俺にしとけよ。

月菜 side



マンションに帰る足取りが重い。

今住んでいるマンションは、
彼氏と一緒に借りている。

彼は一流企業の社長の息子で、
一応結婚も考えていた。

“いつかは、僕と幸せになろう”

「…なんで…こうなっちゃうの……っ」
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