俺様社長の溺愛
「今、オレの友人と、向こうで雑談中だ」


そう言って指差した先に、

すみれの姿があった・・・


煌びやかなドレスを身にまとった

すみれの姿に、一瞬見惚れた。


・・・

話しがしたかった。

オレが歩き出そうとすると、

春也がそれを止めた。


「もう、彼女に近づくな。

どれだけすみれが傷ついたか、

知ってるのか?」


「・・・」


返す言葉がなかった。

「来月の第三日曜・・・

結婚式を挙げる」


・・・
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