俺様社長の溺愛
「修二さんじゃないの?」


私の質問に、クスッと笑った。

・・・

違う。

この人は一体誰?!


暗くて、何も見えないうえに、

押さえつけられた状態で、

身動きもとれない。



「修二さん」

私の叫び声と同時に、

寝室のドアが開いた。


「すみれ。どうした?」

修二さんの声と同時に、

寝室の明かりがついた。


青い顔をした私と・・・

修二さんとうり二つの顔が、

そこにあった。
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