俺様社長の溺愛
「不機嫌なお姫様。

時間が押してるから、急ぐぞ」


再び私の手を引いて、

車に乗せた。


・・・

これって、デートじゃないの?

何で、そんなに時間を気にしてるのか、

納得が出来ないまま、

目的地に着いた。


・・・

ここは、有名な大きなホテル。

一般人はあまり使わないここに、

一体何があるって言うの?

「修二さん」

「1時間だけ、私用に付き合ってくれよ?」

「…私用?」

「会社の、パーテイー」

・・・そういうこと。

これは、デートなんかじゃなかった。
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