最後の恋
side侑



放課後俺は自分なクラスで待っていた…



市原おせぇな〜



「侑くーん、ごめんね〜」


「大丈夫」



「美依を説得するのが大変だった…」



「何で?」



「今日の放課後一緒に帰れないって言ったら何で?って聞いてきて大変だった…」



美依のことだから納得するのに時間がかかるのだろう…


まぁしょうがないな…


「で?嬉しいお知らせって?」



「あっ!まだ決まったわけじゃないんだけど、多分美依は侑くんのこと好きになると思う」



「は!?」


「美依が侑くんが風邪ひいた時のこと教えてくれたのよ」


美依は口ぺらだな…


ま、いっか…


市原にしか話してなさそうだし…


「それで全部はなしおわったときに侑くんと一緒にいるとドキドキするって…」


は!?


マジで!?


「それ、美依が自分で言ったのか?」



「美依以外に誰が言うのよ!!」


そうだよな…


「でも美依は自分の気持ちに気付いてないみたい…」

うわ〜最悪…


でも、美依を振り向かせるにはもうちょっとっていうことだよな…


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