ハスキーボイスで酔わせて


「ありがとうな、彩。やっぱ親に紹介して正解だった」


春樹さんの長い指が私の顎を掴み持ち上げる。

二つの視線がぶつかると、鼓動が更に速く打ち出した。



「後にも先にも俺にとって彩は最後の女だから」



真剣な眼差しで私を見つめる春樹さん。

互いの吐息がかかるぐらい近距離で囁かれ、
つい服の上からぎゅっと春樹さんに掴んでしまった。


出ないと、骨抜きにされて立っていられなくなっちゃう////





「俺が一生彩を守る。だからずっと俺の側にいて?」



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