ハスキーボイスで酔わせて

遮光カーテンの隙間から太陽の日差しが差し込む。


「ん~…」


その光が顔に当たって、
俺は思わず寝返りを打った。


無意識にサイドテーブルへ腕を伸ばし、携帯を手探りで探す。



手に取った携帯の待ち受けにはメールマーク。



薄目でメールを見ると、送信先は彩からだった。



“おはようございます!今日はお休みの日ですよね、ゆっくり身体休んでくださいね”




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