ハスキーボイスで酔わせて
あっという間に時間は過ぎ、空は真っ暗に。
「あーっ!疲れた」
部屋に戻ってきた私は倒れこむようにベッドへ飛び込んだ。
いつか春樹さんとの関係が周りに知られると覚悟していたが、
まさかこんなに早くばれてしまうなんて。
「…春樹さんからも電話来なかったな」
必ず昼休みにかかってくるラブコール。
しかし着信がくることもメールが届くこともなかったのだ。
きっと今回の事でマスコミや仕事の対応に忙しいのかも…。