ハスキーボイスで酔わせて

夢にまで見た好きな人と見る花火。

きっと普段見る花火よりも綺麗で華やかで、
色濃く鮮明に記憶に残るはず。


「って春樹さんと一緒なら何しても嬉しいんですけどね///」


顔を赤くしながら満面の笑みで言うと、
春樹さんの顔がゆっくり近づいてきて…。


「んっ…////」


唇に軽くキスをくれた。


「そう言ってくれんの、すげぇ嬉しいよ彩」


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