私と彼の不器用な恋愛~続編 完結!(加筆修正中)
「君の取材をする事になった。君の走る姿をまた見れるの光栄だよ。それに」

急に私に近づくと

「君をもっと知りたい」

と、その人が耳元で囁いた

「な、何言ってるんですか?」

一気に赤面した私が言うと

「取材なんだから、君を知るのは当然!」

しれっと言ってのけた

「しゅ、取材…」

「そっ、これからしばらくよろしく」

と言うとコーチに挨拶してくると行ってしまった

何か…
向こうのペースに巻き込まれている様な気がする

若干、不安な気持ちを抱えつつ

すっかり冷めてしまった体を暖めるために私はもう一度ウォームアップを始めた



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