初恋はレンタル彼氏
「莉緒!」


!!!



後ろから、玲が私を呼ぶ声。


振り向くと…玲は息を切らして立っていた。

私は涙でぐちゃぐちゃになった顔を隠しながら、再び泣いた。



玲はなにも言わずに、ただそばにいてくれた。



次の授業は玲とサボって、三時間目から出席した私。

教室に戻ると、愛梨が私を怖い顔でにらんでいた。







この日から始まった。


私の地獄の日々が…








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