初恋はレンタル彼氏
「大丈夫。明日から休みだし…今日は、通知表もらったりするだけでしょ?だから今日は行くよ」

「そっか。無理しないで言ってね」

「ありがとう…」



未夢と肩を並べて、学校までの距離を歩き出す。





「昨日…私が帰ったあとどうだった?」

「ああ…先生がうちに来てさ……うちのお母さんと色々話してた」

「…なんて?」

「笑里ちゃんのこととか…」

「そう…お母さん、びっくりしてたでしょ?」

「うん…でも先生が帰って、お酒飲み始めたら、『やーいやーい♡いじめられっこ~♪』ってからかわれた(汗)」

「えー(汗)」

「お母さんなりに、励ましてるんだと思うんだけど…(汗)」

「いいね。なんか明るい感じ」


ニコッと笑う未夢。
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