神様さえも朽ちらせる忌わしき呪物

 力が欲しい、マスターに心配されないだけの力が。

 負けたくない、負けは無い。

 握る剣に力を込め、シャクナは剣を振るった。

 片腕の折れた龍雨が、

 全身血だらけのシャクナが剣を振るう。

 ただ一人を守るために。

 自分の存在価値を明白に、自分の使い道はここでしかないと。

 そうある為に、そう認めてもらう為に、そう認める為に。


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